コンタクトレンズを装着すると何が変わる?コンタクトレンズの豆知識を紹介
コンタクトレンズを使ったことがないけれど興味があるという人は多いのではないでしょうか。そのような場合はまずコンタクトレンズの豆知識を参考にしてみると良いかも知れません。コンタクトレンズは主に視力を補正するためのものです。最近ではお洒落の目的で使われることが多い色付きの製品も人気を集めています。コンタクトレンズの使用中は、眼鏡をかけずにいられるというメリットがあります。運動をする際、眼鏡に煩わされることがないのが魅力です。
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コンタクトレンズを装着すると何が変わる?コンタクトレンズの豆知識を紹介
- コンタクトレンズはスポーツに向いている
- 目元の印象を変えたくない人はコンタクトレンズがおすすめ
- コンタクトレンズは黒目を大きく見せることも可能
- コンタクトレンズには乱視用タイプがある
- コンタクトレンズは種類によって寿命が違う?
- コンタクトレンズを使っている人は定期的に眼科医に行くべきなのか?
- 一般的なコンタクトレンズとカラコンの違いとは?
- メガネからコンタクトレンズに変えた時の違和感はすぐに消える?
- コンタクトレンズは直射日光の当たる場所に保管しない方がいい?
- コンタクトレンズのソフトとハードは何が違う?
- コンタクトレンズはプラスチックで出来ている
- コンタクトレンズの汚れは毎日しっかり洗い流すべきなのか?
- コンタクトレンズはメーカーによって品質の差がある?
- コンタクトレンズはメガネのように曇らないのが魅力
コンタクトレンズはスポーツに向いている
コンタクトレンズがスポーツに向いている理由としては、広い視野を確保できる・汚れが気にならない・見え方の変化が少ない・ソフトタイプであれば外れにくいといったことが挙げられます。コンタクトレンズを使用することで、180度の視界を確保したまま視力を矯正することができるので、サッカーや野球などボールを目で追ったり他の選手の動きを把握しなければならない場面でも広い視野を確保しながらプレーすることが可能になります。また、強度の近視の場合でも物の大きさや見え方の変化が少なくなるので、周囲の見え方がより自然な状態に近づいてスポーツを行う上でのメリットも大きくなります。さらに左右の度数が違う場合でも目が疲れることが少ないというメリットもあるため、目の疲れや視力の低下が気になる方でもストレスなく動き回ることができます。柔らかい素材のソフトコンタクトレンズであれば、硬い材質のハードタイプと比べても外れにくい特徴があるので、走る・ジャンプなどの激しい動作や他選手との接触プレーでも外れる可能性が低くなります。
目元の印象を変えたくない人はコンタクトレンズがおすすめ
人の顔の中で、特に目元の印象は強烈です。目は人の心を映す窓とも言われるくらい、人とのコミュニケーションの中心となる部分です。そのため、その印象を変えることは、自身のイメージや他者からの受け取り方に大きな影響を及ぼすことがあります。メガネを掛けるという行為も、その印象を変化させる要因の一つ。そこで、メガネに頼らずに視力を補正する選択として、コンタクトレンズが注目されています。 メガネを掛けることによって生じる可能性のあるイメージの変化には、知的、真面目、または独自の個性を持つといったものが挙げられます。しかし、自身のナチュラルな印象を保ちたい、あるいはメガネによる顔のバランスの変化を気にされる方も少なくありません。そういった方々にとって、コンタクトレンズは目元の印象をそのままに視力補正ができる大変魅力的な選択肢と言えるでしょう。 また、コンタクトレンズの進化により、多くの種類やデザインが展開されている今、自分の生活スタイルや目の状態に合わせて選ぶことができます。乾燥しやすい方、アレルギー体質の方にも適した製品が揃っており、快適に使用することが可能です。
コンタクトレンズは黒目を大きく見せることも可能
コンタクトレンズは視力矯正だけでなく、ファッションアイテムとしても活用されています。特に、黒目を大きく見せることができるカラーコンタクトレンズは、多くの女性から人気のアイテムです。瞳の色を自由にチェンジできるカラコンを、普段から愛用しているという女性は少なくないでしょう。ブラウンやグリーン、ブルーなど様々な色味のカラコンレンズが市販されています。視力矯正が可能な度ありタイプだけでなく、度なしレンズも提供されていますので、ファッションアイテムとして気軽に装着することが可能です。 黒目を大きめに見せることができるコンタクトレンズは、顔の印象をかなり変化させてくれます。大きく潤んだ瞳は、可愛らしく優しい雰囲気を演出してくれるものです。フェミニンなファッションを楽しみたいときや、女性らしさをアピールしたいときに、ぴったりだといえます。瞳の色や大きさを変化できるコンタクトレンズは、便利で使いやすいおしゃれアイテムだといえるでしょう。
コンタクトレンズには乱視用タイプがある
多くの人々が眼鏡を持っており、その中には乱視を持つ人も少なくありません。乱視は、眼の角膜または眼内レンズの不均一な曲率によって、光の焦点が1つの点ではなく線上に集まる状態を指します。その結果、歪んだ画像や二重に見えることがあります。しかし、乱視用の特別なコンタクトレンズを使うことで、これらの問題を解決することができます。 一般的に「トーリックレンズ」と呼ばれる乱視用コンタクトは、特定の方向に特有の補正を加えるための設計がされています。これにより、乱視のある方向の光を適切に焦点に集めることができます。乱視の度数や軸に応じて、トーリックレンズも多様な種類が市場に出ており、個々の眼の状態に合わせて選ぶことが可能です。 しかし、トーリックレンズを使用する際には、正しい位置にしっかりとフィットすることが非常に重要です。レンズが回転してしまうと、乱視の補正が正しく機能しなくなります。そのため、最適なフィット感を追求して、適切なレンズを選ぶことが大切です。 乱視を持つ方々は、眼鏡だけでなく、トーリックレンズの存在を知って、日常生活の質を向上させる一助とすることができます。もしまだトーリックレンズを試していない方がいれば、眼科医やコンタクトレンズ専門店での相談をおすすめします。
コンタクトレンズは種類によって寿命が違う?
さまざまなコンタクトレンズが登場しており、最近は視力矯正だけではなくファッションの1つのアイテムにもなっています。
それだけいろいろなタイプのレンズがあるのですから、レンズの質も違いがあります。
寿命も変わってくるので、自分が使うコンタクトについて、事前に知識を身につけておくことは重要です。
まず1dayや2weekのように使用期限がわかりやすいコンタクトレンズもあります。
しかし長期使用を前提とした場合は、どのくらいが交換のタイミングなのでしょうか。
種類によって差がありますので順にみていきます。
まずはハードコンタクトの場合ですが、約2年を目安にするとよいでしょう。
ハードの場合は酸素を通しやすくする反面、そこに汚れが付着しやすくなります。
ソフトレンズの場合は約1年です。
水分が多く含まれるソフトの場合も、汚れが付きやすいため短くなります。
カラコンも基本的には1day扱いですから、説明書をよく読んで著しくオーバーすることがないようにすると、目の快適性を保てます。
コンタクトレンズを使っている人は定期的に眼科医に行くべきなのか?
ネットで購入できるようになり手軽に手に入りやすくなったコンタクトレンズですが、手間を惜しんで目の定期検診に行かないという方が多くいらっしゃいます。
しかし自覚症状がないまま目の状態が悪くなるケースは多く、誤ったコンタクトレンズの使い方を続けてしまうと、重大な障害を引き起こしてしまいます。
例えばレンズケアを怠って汚れや傷ができていた場合、それが目の病気を引き起こす原因になります。
肩こりや疲れなどの症状が出やすい方はレンズの度数が合っていない可能性があり、視力の変化に応じて度数を調整しなければなりません。
こういった症状は自分では気づきにくいため、忙しい方はつい定期検診を怠ってしまいがちです。
自覚症状がないまま放置してしまうと、症状に気づいたときには想像以上に大きなトラブルに発展しているかもしれません。
重大なトラブルを予防するために目に大きな違和感がなくても、3か月に1度は眼科医に通って異常がないか検査してもらいましょう。
一般的なコンタクトレンズとカラコンの違いとは?
一般的なコンタクトレンズもカラコンも医療機器で装着方法も保存方法も価格帯も同じですが、普通の透明なコンタクトレンズは視力矯正、カラーコンタクトレンズは視力矯正にファッション性がプラスされるというように、着用する目的が違います。
度なしの透明レンズを着用する人はいませんが、度なしのカラーレンズを着用している人は多いです。
ファッション性が重視される分カラコンはカジュアルなノリで気軽に使用している人がたくさんいますが、医療機器であるということを忘れてはなりません。
洗浄を怠ったり使用期限が過ぎたレンズをいつまでも装着し続けたりなどの誤った使い方をすると、角膜炎や充血や眼精疲労や角膜潰瘍や感染症やドライアイなどのトラブルの原因になります。
汚れた手で装着したりレンズを装着したまま寝たりするのもNGです。
どちらのコンタクトレンズも基本的には医師が発行する処方箋が無いと購入できませんので、処方箋不要のお店で購入する際も眼科クリニックを受診し処方箋をもらってからにしましょう。
メガネからコンタクトレンズに変えた時の違和感はすぐに消える?
これまでメガネだった人がコンタクトレンズに変えることで、違和感を覚えることがあります。
どこか目がゴロゴロしたり、焦点が合わないと感じてしまう人が多いです。
目の違和感に対して不安を感じることもあるでしょう。
この違和感はある程度期間が経てば消えていきます。
ずっと続くということはないので安心して問題ありません。
しかし、あまりにも長くコンタクトレンズを着用しているときに違和感があるのなら、一度眼科に行って診てもらうことをおすすめします。
基本的には、数日で変な感じが消えていきますが、それよりも長く続くのならコンタクトレンズが合っていない可能性もあります。
これでは目の負担になってしまうので、専門医に診てもらうのがいいでしょう。
メガネからコンタクトレンズにすることで、不安を感じる人は多いです。
少しでも不安を感じたり、変だなと思うようなことがあるのなら、躊躇なく眼科に行って医師に相談するようにしてください。
コンタクトレンズは直射日光の当たる場所に保管しない方がいい?
視力が落ちてくると生活をするときに不便に感じてしまうことがありますが、コンタクトレンズを利用することで裸眼に近い状態で生活をすることができます。
メガネと違って目に直接装着をすることになるので、見た目にも影響を与えずに済むはずです。
コンタクトレンズは装着をしていないときは、保管をしておく必要がありますが、直射日光が当たっているような場所は避けるのが大切になります。
日光が当たるような場所で保管をしておくと、レンズに歪みなどが発生するリスクがありますし、劣化をすることで装着をしているときに問題が発生する可能性が否定できないです。
直射日光がコンタクトレンズに当たることで、熱などが発生をすることで穴が空いてしまうこともありますから、注意が必要になります。
近くに置いているものに悪影響を与えることもあるので、日の当たらない場所で保管をするのが大切なポイントになるはずです。
レンズが劣化をしていると視力にも悪影響を与えることがあるので、注意をしないといけません。
コンタクトレンズのソフトとハードは何が違う?
コンタクトレンズのソフトとハードはいくつかの重要な違いがあります。
ソフトコンタクトレンズは柔らかい素材で作られており、目の表面に優しくフィットします。
これにより、長時間の装用中でも快適さを提供します。
一方、ハードコンタクトレンズは硬い素材で作られており、より耐久性があります。
後者は水分を含んでいるため、目の乾燥を軽減し、瞳の酸素供給を改善します。
これにより目の健康を保つことができます。
ハードコンタクトレンズは水分を含んでいないため、乾燥が問題になることがあります。
ただしハードコはより正確な視力矯正を提供することができます。
さらに後者は装着しやすく初めてのユーザーにも適しています。
ハードは適応に時間がかかり、正しい装着方法とケアが必要です。
適切な取り扱いをしないと、炎症や感染症のリスクが高まります。
総じて言えるのは、後者は快適さと簡単な取り扱いが特徴であり、ハードは正確な視力矯正と耐久性が特徴であるのです。
健康と個々のニーズに基づいて、どちらが最適な選択肢でしょうか。
コンタクトレンズはプラスチックで出来ている
コンタクトレンズは視力矯正に役立つことはもちろん、カラーレンズはおしゃれアイテムとしても活用されています。
使い捨てタイプのものも多くなっていますが、コンタクトレンズはどのような素材で作られているのかよく知らないという人もいるのではないでしょうか。
コンタクトレンズはプラスチックでできており、水には溶けません。
それゆえ、排水溝に流してしまうとつまりの原因になりますので、水で流して処分するということは避けましょう。
ゴミの分別については、多くの自治体では燃えるゴミの扱いとなっています。
自治体によっては燃えないゴミに分類されるケースもありますので、自治体の指示に従い正しい方法で処分しましょう。
プラスチックといってもすべてのレンズが同じ素材ではありません。
様々な種類があり、ハードレンズの場合はアクリルやシリコン系の素材になっていることが多くなっています。
ソフト系の場合は、水を含ませると柔らかくなるハイドロゲル素材で作られたものが主流です。
コンタクトレンズの汚れは毎日しっかり洗い流すべきなのか?
コンタクトレンズの汚れは毎日しっかり洗い流すことが非常に重要です。
コンタクトレンズは目に直接触れるものであり、適切なケアを怠ると目の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
汚れたレンズをそのまま使用すると、微生物や異物が付着し、目の表面に感染を引き起こす恐れがあるのです。
眼球は非常にデリケートな器官であり、細菌やウイルスが感染すると結膜炎や角膜炎などの症状を引き起こす可能性があります。
これらの炎症は目のかゆみ、赤み、充血などの不快な症状につながり、場合によっては視力の低下を引き起こすこともあるでしょう。
レンズには皮脂やタンパク質が付着することがあります。
これらの汚れが蓄積すると、視界が悪くなり、コンタクトレンズがぼやけたりして視力が低下する可能性も考えられます。
さらに不適切なケアを続けると、レンズ自体の劣化が進み、快適な装用感を失ってしまうこともあるでしょう。
そこで毎日のケアが重要となります。
レンズは使用後に専用のケースに保管し洗浄・滅菌することで、微生物や異物を取り除くことができます。
指を洗った後に取り扱うことも重要です。
洗浄には適切な洗浄液を使用し、指先や爪がレンズに触れないように注意しましょう。
コンタクトレンズはメーカーによって品質の差がある?
コンタクトレンズはメーカーによって品質の差が顕著に出てくることがあるので、注意が必要です。
日本国内ではいくつかの老舗メーカーが有名ですが、そうしたところのものは品質管理がしっかりされているので安心して使うことができます。
もちろん、有名でない会社の物でもしっかりとした品質管理のもとに販売されているものも多数あります。
しかし、一部のブランドや会社のものは安全性が確認されていないものもありますので注意が必要です。
コンタクトレンズを購入するなら、実績や評価の良いところを選ぶのがおすすめです。
ネットで購入する場合には、レビューを確認する事が出来ますので会社やブランドの評判だけでなく発送の迅速さなども確認すると安心です。
コンタクトレンズは、品質によって装着した時の快適さが異なってきます。
気になる場合には大手のものを買ったり評価を確認してからにするのが良いでしょう。
レビューが良くないものを避けるなど、ある程度の注意が必要です。
コンタクトレンズはメガネのように曇らないのが魅力
耳の後ろがゴムで擦れたり蒸れて汗だくになったりニキビが出来たり息苦しくなったりコミュニケーションを妨げたり表情が乏しくなったりなど、マスクを着用するとありとあらゆるトラブルがつきまといますが、メガネが曇るという問題も厄介です。
呼吸をするたびにレンズが真っ白になり苦労している方も多いのではないでしょうか。
曇り止めを施せば多少は抑えられますが、その分水滴が増えたりレンズの表面の被膜感が出たり物理的な手間が増えたりなどのデメリットも伴います。
そこで役立つのがコンタクトレンズです。
コンタクトレンズの魅力はメガネレンズのように曇らないという点で、ストレスなくマスクを着用できるようになります。
寒暖差の激しい場所でも曇りませんし、汗でフレームがズレたり写真撮影時に反射したりなどのトラブルからも解放されます。
コンタクトレンズは医療機器ですので、まずは眼科クリニックへ行き検査を受けて処方箋をもらうことから始めましょう。